奈良県アンテナショップ「奈良まほろば館」で売り上げ1位を誇る「田舎あげ」は、手作りならではの良さがあり、ふわふわした弾みのある食感で焼いても炊いても最高の商品です。
(写真:奈良県アンテナショップ「田舎あげ」)
田舎あげとは
田舎豆腐を揚げたものを「田舎あげ」といいます。この田舎豆腐は「にがり」(凝固剤のようなもの)を使用したもので、通常の木綿豆腐よりもやや硬めの豆腐です。
林とうふ店について
ロープウェイ「吉野山駅」から徒歩で30分ほどのところ、吉野山・勝手神社、宮坂を登ったところに林とうふ店(上店)があります。林とうふ店の筋には歴史深い振袖山・勝手桜という桜があり、4月中ごろには満開となります。お食事&おみやげ処「豆富茶屋 林(中店)」(ロープウェイ「吉野山駅」から徒歩で25分ほど)が2012年4月にオープンしています。
≪吉野山について≫
日本一の桜の名所として知られており、大峯連山の北の端から、南に約8kmつづく尾根一帯を指します。2004年7月、吉野山を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が、ユネスコの世界遺産に認定されました。
≪吉野山ロープウェイについて≫
旅客運送用として1929年3月12日より「千本口」駅と「吉野山」駅間の全長349メートル、高低差103メートルを搬器(ゴンドラ)2台で運行を開始したロープウェイです。現存するロープウェイ路線としては最古の乗り物で、2012年7月に機械遺産として認定されています。
・利用時間:8:20~17:40(入館は17:40まで)
・利用料:大人片道360円 往復610円 子供片道180円 往復310円
・交通機関:近鉄吉野駅から徒歩で3分弱
≪振袖山について≫
大海人皇子(のちの天武天皇)が社殿で琴を奏でたところ、 天女が現れて舞ったという伝説が残されています。
≪勝手桜について≫
林とうふ店から見えるこの勝手桜は、勝手神社(奈良県吉野郡吉野町)にある桜で、勝手神社裏にある高さ10mほどの桜です。明治時代初期、地元の大工職が竹林院の奥庭の一角にあった天人桜と称せられた枝垂江戸彼岸桜の巨樹付近に変わった桜の一株を見つけて、勝手神社の裏山に献植したものといわれています。この勝手桜は、枝垂江戸彼岸桜とシロヤマザクラの自然交配によるもので、花は中輪で淡い桜色となります。結実はするものの、未熟のまま落下するため、発芽はしません。
≪勝手神社について≫
勝手神社は吉野八社明神の1つで、「山口神社」とも呼ばれています。吉野山山上へのぼる街道と如意輪寺への分岐にあります。
林とうふ店のこだわり
先代から継承された伝統的な製法と原料へのこだわりを持っており、一つ一つ真心をこめて、豆腐を手作りしています。
1)国産大豆
大豆の品質と産地にこだわっており、県内農家がつくった希少な大豆や、契約栽培国産大豆(奈良県産のサチユタカ、福岡県・佐賀県産のフクユタカ、青森産のおおすずなど)を贅沢に使用しています。
2)水
吉野大峰山系の水を使用しており、やわらかい水質が豆腐になめらかさを与えて、風味のよさを引き出しています。
3)塩
海精にがり(伊豆大島)、尾鷲のにがり(三重熊野灘)、赤穂のにがり(瀬戸内海)を使用しています。
4)製法
普通の豆腐では、10%前後の濃度に対し、林とうふ店の豆腐の濃度は13%以上と高い投入濃度となっています。一丁あたりの豆腐にたくさんの大豆を使用しているため、濃い豆の味がするようになっています。
料理方法
フライパンでこんがりと焼き目がつくまで焼いて(油抜きも不要)、ねぎ、しょうが、醤油等をつけて召し上がれます。※あくまでも一例です。
原材料名・内容量・保存方法
(写真:奈良県アンテナショップ「田舎あげ」)
・原材料
大豆(国産大豆)、硫酸カルシウム、植物性油(遺伝子組み換え大豆は使用しておりません。)
・内容量
3枚入
・保存方法
要冷蔵(1℃~10℃)
※生ものですので、お早めにお召し上がりください。
「田舎あげ」を奈良県で購入
林とうふ店(上店)と豆富茶屋 林(中店)で購入することができます。
林とうふ店(上店)
【住所】
〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山2353
【営業時間】
8:00~15:00
【連絡先】
TEL:0746-32-2870 FAX:0746-32-2774
【定休日】
水曜日 (4・11月は無休)
※林とうふ店(上店)では、4月1日~5月10日の間はお食事することもできます。
豆富茶屋 林(中店)
【住所】
〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山551
※赤い番傘が目印です。
【営業時間】
9:00~16:00
【連絡先】
TEL:0746-32-5681 FAX:0746-32-5681
【定休日】
火・水曜日 (4・11月は無休)
※豆富茶屋 林(中店)では、厚みのある「田舎あげ」をさっと焼いて、しょうが醤油でいただく「焼きアゲ」(400円、税別)が食べられます。
ほかにも、湯豆腐やがんもどき、冷奴などはもちろん、絹厚アゲ、ごま豆腐、豆腐ハンバーグ、豆腐ラーメン、豆乳アイスクリームなど豆腐にちなんだ、さまざまなメニューが取り揃えられています。
また、地域ごとに指定の曜日(時間帯は13時~17時)に行商で配達しています。(商品が全て揃っていない場合もありますが、前日または配達日の午前中までにお電話頂ければ必ずお届けします。)
「田舎あげ」を東京で購入
(写真:奈良県アンテナショップ「田舎あげ」)
奈良県アンテナショップ「奈良まほろば館」で購入することができます。
【住所】
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-6-2 日本橋室町162ビル1F・2F
【開館時間】
10:30~19:00
【休館日】
12月31日~1月3日
【連絡先】
TEL:03-3516-3931 FAX:03-3516-3932
1Fショップ直通:03-3516-3933
【アクセス】
東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」(A1出口上がってすぐ)
東京駅八重洲口からメトロリンク日本橋(無料巡回バス)で5分「地下鉄三越前駅」下車
「田舎あげ」をオンラインで購入
申し訳ありませんが、「田舎あげ」はオンラインでは取り扱っておりません。