アンテナショップ特産品の分類

福島県 アンテナショップ 「いもくり佐太郎」第26回全国菓子大博覧会最高賞名誉総裁賞を受賞

「いもくり佐太郎(さたろう)」は、福島県の代表的なお菓子のひとつです。

福島県のお土産として、「ままどおる」という有名なお菓子がありますが、「いもくり佐太郎」も「ままどおる」とならび人気がある福島の特産品です。

この「いもくり佐太郎」は、第26回全国菓子大博覧会 最高賞 名誉総裁賞の受賞や、テレビでも取り上げられた特産品です。

「いもくり佐太郎」は、福島県の民話をモチーフに作られました。モチーフとなった民話もこの記事で紹介しています。

この記事を読むと「いもくり佐太郎」のおいしさを想像できると思います。

(写真:福島県アンテナショップ いもくり佐太郎)

写真:福島県アンテナショップ いもくり佐太郎

 

福島県アンテナショップ人気のお菓子です。

今回、取材させていただいた福島県アンテナショップ(東京都日本橋)で人気のお菓子のひとつが「いもくり佐太郎」です。

福島県のお土産として、有名な「ままどおる」というお菓子がありますが、「いもくり佐太郎」も「ままどおる」とならび人気がある特産品です。

(写真:福島県アンテナショップ)

写真:福島県アンテナショップ

(動画:福島県アンテナショップ いもくり佐太郎)

 

価格

「いもくり佐太郎」1個 162円(税込み)

福島県アンテナショップ(東京都日本橋)では、1個から販売されています。

(写真:福島県アンテナショップ いもくり佐太郎 値札)

写真:福島県アンテナショップ いもくり佐太郎 値札

 

全国菓子大博覧会 最高賞 名誉総裁賞を受賞

全国菓子大博覧会とは、明治44年(1911年)に東京で開催された「第1回帝国菓子飴大品評会」が始まりで、ほぼ4年に1度、開催されているお菓子の祭典です。

「いもくり佐太郎」は、第26回全国菓子大博覧会で最高賞 名誉総裁賞を受賞しました。

第26回全国菓子大博覧会は、平成25年(2013年)4月19日(金)~5月12日(日)の24日間、広島県の旧広島市民球場跡地、広島県立総合体育館とその周辺で開催されました。

目標来場者数が80万人、総事業費が16億円、経済波及効果が約150億円と大規模な博覧会でした。

当時の広報誌が残っていました。

経済産業省 中国経済産業局 広報誌 旬レポ中国地域2013年5月号

http://www.chugoku.meti.go.jp/info/densikoho/25fy/h2505/chiiki_hiroshima.pdf

これを見ると、大規模なお菓子の博覧会が開催されたことがわかります。

「いもくり佐太郎」の製造販売会社、株式会社ダイオーからも、公式に受賞のお礼お知らせが出ています。

http://www.imokurisatarou.com/html/page4.html

 

テレビでも取り上げられたお菓子

「いもくり佐太郎」が紹介されたテレビ番組

とんねるずのみなさんのおかげでした(フジテレビ)

わがまま!気まま!旅気分(福島テレビ)

よーいドン!(関西テレビ)

 

「いもくり佐太郎」は、福島県の民話をモチーフに作られました。

「いもくり佐太郎」は、しのぶの里に伝わる民話をモチーフに作られたスウイートポテトです。

「いもくり佐太郎」の由来となった民話「しのぶの里」とは、

福島県福島市の中心市街地北部にある信夫山(しのぶやま)を中心とした一帯は、「しのぶの里」と呼ばれてきました。

この「しのぶの里」に伝わる民話です。

昔、しのぶの里に住む佐太郎という男に、ひとり娘がいました。

娘には、婚約者がいました。その娘を山の神様が気に入り、嫁を欲しいと言い出しました。

婚約者と離れたくないと嘆き悲しむ娘を見ていたお月様は、佐太郎に山の神様が好きな芋と栗を供えれば、願いがかなうと教えました。

佐太郎がさっそく、芋と栗をどっさり山の神に供えると、山の神は娘を諦め、娘はめでたく婚約者と結ばれました。

それからというもの、しのぶの里の民は、願い事があると山の神様に芋と栗を供えるようになったそうです。

父親の佐太郎は、いつしか「いもくり佐太郎」と呼ばれる様になったと言う事です。

すてきな願いごとをかけながら、福島の「いもくり佐太郎」を味わってみては。

 

「いもくり佐太郎」のおいしさ

さつま芋と大粒の栗を使い、素材本来の甘さを上品に味わえるお菓子です。

職人さんの絶妙な焼き加減で、表面を焼き上げています。この焼き加減が、「いもくり佐太郎」の甘さを引き立てています。

中は、しっとり、まろやかで、ふっくらとした食感です。さらに、「栗」が食感にアクセントを加えています。

 

成分や賞味期限

・成分

さつまいも、あん(白いんげん豆)、くり、バター、乳等を主要原料とする食品、チーズ、卵、砂糖、洋酒、香料(バニラ)

※工場の製造ラインにて小麦を含む大豆製品を使っています。

・賞味期限

14日(パッケージに記載)

 

「いもくり佐太郎」を福島県で購入

「いもくり佐太郎」は、福島県で作られています。

福島県には、製造会社のダイオーが運営している「菓子処 桃里庵(とうりあん)」というお店があります。

ここでは、「いもくり佐太郎」の他に「手焼き麦せんべい」等、多数のお菓子が販売されています。

「菓子処 桃里庵(とうりあん)」は、福島市の中心街から離れていますが、観光地である「四季の里」や「アンナガーデン」に近いので、観光とあわせて立ち寄ってはいかがでしょうか。

 

菓子処 桃里庵

最寄駅:JR福島駅西口より、車で約15分

住所:福島県福島市下野寺字薬師堂後4

電話番号:024-535-3311

営業時間:9:00~19:00

定休日:なし ※元日のみ休業

公式サイト

http://www.imokurisatarou.com/

 

「いもくり佐太郎」を東京で購入

福島県のアンテナショップで「いもくり佐太郎」を購入できます。

福島県のアンテナショップは、店舗面積が大きく、約2500品目を取り扱っています。

(写真:福島県アンテナショップ いもくり佐太郎 陳列)

写真:福島県アンテナショップ いもくり佐太郎 陳列

日本橋ふくしま館-MIDETTE(ミデッテ)

最寄駅:東京メトロ銀座線・半蔵門線三越前駅A8出口から徒歩3分

住所:東京都中央区日本橋室町4-3-16柳屋太洋ビル1F

営業時間:平日 11:00-20:00/土日祝日 11:00-18:00

※年末年始等に休館日があります。

日本橋ふくしま館-MIDETTE(ミデッテ)

 

「いもくり佐太郎」を通信販売で購入

「いもくり佐太郎」の製造会社であるダイオーで通信販売を行っています。

株式会社ダイオー

〒960-8075福島県福島市下野寺薬師堂後4

公式サイト

http://www.imokurisatarou.com/index.html

創業:1960(昭和35)年11月26日

業務内容:飲食・仕出し・菓子製造販売

社員数:45名(パートを含む)

 

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取材協力

日本橋ふくしま館-MIDETTE(ミデッテ)

福島県 アンテナショップ 日本橋ふくしま館-MIDETTE(ミデッテ)

 

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